recollection

エクスプローラーの体験や知識アレコレ

中華街に行きました

 

三宮からだと西、ハーバーランド側からだと東、神戸元町商店街から南側、大丸神戸のすぐ傍に位置します。

 

神戸南京町は観光地としてメジャーで、Googleマップ評価数は19,000以上あります。神戸と共に歩んできた町の一角です。

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中央広場に向かうにつれて人が増えてきます。主に出店やレストラン、中国物品が販売されています。

青島ピージウ(チンタオビール)や普洱茶(プーアルティー)、茉莉花茶ジャスミンティー)、搾菜(ザーサイ。ジャーツァイと発音する)、杏仁豆腐、皮蛋(ピータン)、紹興酒、他に聞いたことないブランド、珍しいハーブもありました。日本向けなので昆虫食は見当りませんでした。異文化に触れるとワクワクしますし想像力は広がっていきます。

 

 

 

広場は人で混雑していました。お顔が写らないよう配慮した結果、このようなやや上方の写真となっています。

現在の華僑といえばインテリジェンスで富裕層のイメージはあるかとおもいますが、当時は貧しかったそうです。1860年頃、数十人ほどの華僑は日本人の雑居地の中に入って商品を集めて倉庫兼商品集めの場所にして住んでいました。それが今の南京町発祥の地となっています。wikipediaによると、彼らは中華民国の国際収支の要素となっているようです。

 

中国系の商業施設や物品は赤と黄が一般的な配色として見受けられますが、色彩心理の例にのせれば、赤は強さ、情熱、興奮。黄は暖かさ、明るさ、元気、可愛さとなります。彼らのハイなテンションをあらわしているのでしょう。

「相手を重んじる察しの文化」である日本人からすると、中国系の方々は大胆な言動で自己主張が強く、驚くこともあるかもしれません。

 

日本語を話せる中国系の少数の老人が使う「アルよ」言葉は中国語の有(ある)からきているそうですが、日本において中国人訛りを表す役割語は協和語がルーツと云われています。興亜語や日満語、大東亜語とも呼ばれる協和語(ピジン言語)が由来で建国初期の満州国で使われていたそうです。

しかし、「日本語は言霊(コトダマ)の宿る言語であり、正しく用いるべき」との批判から否定されていったそうで徐々に聞くことはなくなったようです。

「アルよ」言葉は漫画でみかけることもありますね。

 

また、言語の余談ですが、流行語でいえば昭和50年代に「ナウい」(流行りの意味)という死語が存在したのを思い出しました。ここ数年は「エモい」(emotionからとられた感情や情緒情感の意味)なんて言葉を聞いたことあります。

 

国内だと神戸、横浜、長崎に中華街はあります。また、各国地域にチャイナタウンは点在しています。

 

パステルカラーでビジュアルは綺麗な飲料水が販売されていました。台湾夜市にありそうな街頭店舗です。

飲まず妄想ドリンクとして、メルヘン味と名付けておきます。なんやこの派手な色。

 

春節祭の時期は神戸南京町街頭でお祭りが披露されます。


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行列のできる老祥記(ろうしょうき)さんの豚饅頭は美味しいです。

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各メディアで頻繁に流されているので他のお店は割愛しますが、南京町から歩いてすぐの老舗である一貫楼(いっかんろう)さんの豚まんも昔から有名でお勧めです。

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文字を記入してから読み返してみれば…今回の記事は大学提出用レポートみたいになっておりました。

 

本日もお読み頂き有難う御座いました。