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エクスプローラーの体験や知識アレコレ

「1,000円以内でおさまる」ボリュームある中華料理を食べれるお店に行きました。

 

今回はこちらです。お店正面は後付けに後付けをされたようなごちゃごちゃした中国的風景ですが、時間帯の逆光によりお店は天照大御神の太陽で輝いています。

 

周囲は畑の広がる立地でポツンと存在するお店ですが、地元民他、ツーリングで訪れる場所でもあるようです。王府(ワンフー)さんです。

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日替わりランチ850円やラーメンセット780円。

 

ランチメニューは驚きの各6品と多めで850円で太っ腹です。店員さんは皆中国系の方々です。

 

どのメニューを注文しても1,000円以内でおさまります。

 

 

バックプリントは爽やかで水々しく夏を想わせるメニューが紛れていました。冬なのに冷麺や冷やし中華はあるのでしょうか。ただの終い忘れなのか店員さんに尋ね忘れましたが、まさかこのメニュー、冬でも食べれるのでしょうか。季節を越えています。

他のお客さんによると、以前お味噌汁のついたメニューを注文したらお味噌汁にレンゲ(散蓮華)がそえられてでてきたそうです。形容しがたいですが異色で面白い話でした。

 

 

テーブル上の調味料。

 

ソフトドリンク一杯無料です。脂っこい中華料理を中和する口当たりさっぱりの烏龍茶を選びました。

 

油淋鶏(ユーリンチー)とお好きな拉麺セットメニューですがこのボリュームです。こんなに量があって850円、遠慮無しで寛大、素敵です。

中国レストランでは一般的にお客さんをもてなす習慣として食を多めにだされるそうです。

 

ややアッサリの豚骨台湾拉麺です。美味しいです。

 

日本では主に日式油淋鶏(日本式のユーリンチー)が中華レストランでだされるそうです。直訳すると「油が淋しい鶏」と描きますが、少ない油を鶏肉にかけながら揚げる調理法の事のようです。

尚、ユーリンチーは日本式の他、中国式や台湾式のタイシージャオマシーとあり、それぞれ異なります。

 

こちらは天津飯と拉麺セット。ラーメンセット780円。

昭和の物資不足の時代に、中国天津産の米である「小站米」(シャオチャンミー xiǎozhànmǐ) を使った蟹肉入り卵焼き乗せ丼という意味で、「天津芙蓉蟹肉飯」という料理名であったそうで、その長い名称が「天津飯」と省略されたものとされるそうです。

 

ややピリ辛の台湾拉麺です。

味も良くボリューム有りでたいへん満足しました。また食べに行きたくなるお店です。

 

中国では、「医食同源」を元に、病気を治療するのも日常の食事をするもの、共に生命を養い健康を保つ為には欠くことが出来ないもので、源は同じだという考えだそうです。古くから中国にある、体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など必要としないという薬食同源の考えをもとにした造語とも言われています。

 

本日もお読み頂き有難う御座いました。